TRAVEL INFORMATION
コロラド州はアメリカ合衆国の内陸部に位置し、その西部は北米大陸を南北に連なるロッキー山脈にかかっています。
州都デンバーの標高は1600m、デンバーよりベイルスキー場へは、車で西へ向かい全て高速道路利用で約2時間半、途中、標高3000mの峠を2つ越えつつ、標高2400mベイルビレッジに到着となります。
もっと詳しい地図を見たい場合は、こちらのグーグルマイマップをご覧下さい。
コロラドのスキー場はベースで2000m以上、山頂で3500m以上の高地にあります。(そのおかげで素晴らしい雪質が保証されているのですが)よって天候も当然、山のお天気、天候の変化への準備はしておきましょう。
しかし冬期でも天候は安定していて、悪天候のためスキー場が閉鎖、ということはありませんので安心してスキー場に出られます。そして晴天率が高いのがコロラドの特長。1週間のご滞在中、雪になるのは1日から2日程度。その雪も夜降ることも多いです。
高地のため紫外線が想像以上に強いため日焼け止め対策は完璧に。また大気もとても乾燥していますので唇や指先がすぐにガサガサになってしまうのでご注意を。
大気が乾燥しているために数字ほどは寒さを感じないのが嬉しいです。ハイシーズンでもスキーの時に着るものは、インナーに保温性の高いフリース、そして薄手の風よけ用ジャケットの3枚で寒くないほどです。
12月から2月までのハイシーズン中は日本でのスキーの服装にプラス1枚で丁度良いでしょう。ただし、風が強くなると体感温度は下がるので、ネックウォーマーやフェイスマスクがあると安心です。
3月4月の春スキーシーズンは太陽サンサンのコロラドでは暑く感じる日もあるほどです。
街中はどこも除雪が行き届いていますので、足元は普通のスニーカーで十分です。
ベイルの月間平均最高最低気温
11月 12月 1月 2月 3月 4月
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最高 C° 2 -3 -3 0 3 8
最低 C° -11 -16 -17 -14 -10 -6
降雪量cm 150 150 165 150 160 100
ベイル年間平均降雪量 350インチ=889cm
ベイル山頂での月別平均降雪量
11月 12月 1月 2月 3月 4月
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降雪量cm 147 150 162 145 160 101
コロラド州はアメリカ山岳地帯時間(Mountain Time)が適用されます。
日本からの時差はマイナス16時間(冬時間)です。
時差一覧表 : 冬時間(11月第一日曜日から翌年3月第一土曜日まで)
- 日本 午前0時 → コロラド 午前8時
- 日本 午前1時 → コロラド 午前9時
- 日本 午前2時 → コロラド 午前10時
- 日本 午前3時 → コロラド 午前11時
- 日本 午前4時 → コロラド 正午
- 日本 午前5時 → コロラド 午後1時
- 日本 午前6時 → コロラド 午後2時
- 日本 午前7時 → コロラド 午後3時
- 日本 午前8時 → コロラド 午後4時
- 日本 午前9時 → コロラド 午後5時
- 日本 午前10時→ コロラド 午後6時
- 日本 午前11時→ コロラド 午後7時
- 日本 正午 → コロラド 午後8時
- 日本 午後1時 → コロラド 午後9時
- 日本 午後2時 → コロラド 午後10時
- 日本 午後3時 → コロラド 午後11時
- 日本 午後4時 → コロラド 午前0時
- 日本 午後5時 → コロラド 午前1時
- 日本 午後6時 → コロラド 午前2時
- 日本 午後7時 → コロラド 午前3時
- 日本 午後8時 → コロラド 午前4時
- 日本 午後9時 → コロラド 午前5時
- 日本 午後10時→ コロラド 午前6時
- 日本 午後11時→ コロラド 午前7時
*3月第二日曜日以降の夏時間には、上記コロラド時間に1を足します。
標高2400m以上の高地にあるコロラドの各スキー場では夜の冷え込みが氷点下になる10月から人工降雪機を稼働させています。
春は5月を過ぎても残雪はあり(5月でも新雪も降ります)ますが、3月ー4月のイースター連休を過ぎるとクローズするスキー場が多いです。日本のゴールデンウィークまで営業しているスキー場はありますが、麓に宿泊施設がないため、レンタカーがないとアクセスできません。
ベイルの場合、11月第3週頃にオープンし、4月の第2または第3週末にクローズします。(降雪状況により変更される場合がございます)
冬期のアメリカの連休(スキー場の繁忙期)
- 11月 感謝祭
- 12月 クリスマスー年始
- 1月 マーティンルーサーキング牧師記念日
- 2月 プレジテンツ記念日
- 3月 春休み(地域により違う週)
- 3月〜4月 イースター
12月の初滑りは、人工降雪設備はによりコースは開きますが、開くコース数は毎年の自然降雪量により異なります。
バックボウルの全面オープンはクリスマス頃が平均的です。
英語です、日本語は全く通じません。
もしアメリカ人とコミュニケーションを取り必要がある時は、英語を「ゆっくり」と「大きな声」で話すとわかってもらえる事があります。英語が通じる、通じない以前に自信の無い英語を話す時にはどうしても声が小さくなってしまって聞き取れない事がよくありますので。スキーアメリカのスタッフは現地に在住していますので緊急時でもご安心下さい。
最近は便利な通訳アプリも増えて来ましたね。
アメリカ・ドル$です。日本円は使えませんのでご注意下さい。
クレジットカードはVISA ビザ、MasterCard マスターカードがほとんどのお店で少額でも使えます。American Express アメリカンエキスプレスは使えないお店もあること、またJCBやダイナーズクラブはほとんど使えないのでお気を付け下さい。
スキー場に着いてから、現地の銀行やホテルで両替をすることはできません。どうぞ日本をご出発になる前に両替を済ませて来てください。
なお、デンバー空港には両替所があります。
各スキーリゾートの町では日常生活に必要なものは何でも購入出来ます。日本からの荷物が増えるのが嫌な方はこちらですべて揃うとお考えになっても結構です。
コロラドはスキーのメッカなのでスキー&スノーボードショップも沢山あります。また日本より価格が安いものもあるのでお買い物も楽しめます。
アメリカではアルコールは21歳以上からO.K.です。(若く見られる方は特に)お酒のご購入の際には Picture ID 写真入りの身分証明書の提示を求められる事がありますのでお気をつけ下さい。
それぞれのリゾートにはおいしいお寿司屋さんがあるほど日本食はアメリカになじんでいますが、スーパーマーケットでは和食食材は売っていませんので、簡単にお部屋で調理出来るインスタントをご持参するのはいいアイデアかもしれません。
またこの機会にアメリカン・ブレックファースト(卵、ベーコン、トーストとコーヒー)やコロラド名物のビーフステーキに挑戦してみてはいかがでしょうか?
スキーアメリカでおいしいお薦めのお店を紹介しています。
水道水はそのまま飲めます。
またアメリカ入国の際に肉や生ものの製品が没収される事がありますので持ち込みにはご注意下さい。
必需品
パスポート航空券(Eチケットの場合はなくても大丈夫)
米ドル現金
クレジットカード(ホテルのチェックインやレンタルスキーを借りる時に保証として必要)
常用薬
海外旅行保険は必ず加入して来てください
スキーウェアは日本よりも一枚多めに準備することをお勧めします。
手袋も革製のものか、またはインナー手袋をして二枚重ねにすると暖かいです。
ゴーグル・サングラスは必須、日焼け止めもあると安心です。
風の強い日にはネックウォーマーやフェイスマスクを一枚。
ヘルメット着用率の高いアメリカのスキー場ですが、ヘルメットはレンタルもできます。
必ず加入して来てください。アメリカの医療レベルは高く信頼できますが高額です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険をご利用になる場合は、
1. 今回の旅行に適用になるか
2. 緊急時の連絡先
を必ず確認、メモをしてからご出発ください。
カード付帯保険と一般の海外旅行保険の違いについてはこちら
また、「旅行変更費用補償特約」を付けることで万が一の旅行キャンセルに備えることもできます。
アメリカ入国に際し、ご出発にESTAの申請をする必要があります。
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1 以前に申請済みの場合でも、ご出発前に有効期限の再確認をお勧めしています。 有効期限が切れていると飛行機に乗れない可能性がございますので、上記ウェブサイトで有効期限を再度ご確認下さい。
コロラドの各スキー場はいつもスキーヤー&スノーボーダーで賑わっていて、とても安全なところです。夜ぶらぶら歩いていても危険な事は全くありません。
しかし中には油断出来ない怪しい人もいるかもしれないので不審者には気を付けましょう。
ベイルでの盗難事故はありませんが、キーストーン&ブリッケンリッジでは新品のスノーボードの盗難がありました。スノーボーダーは要注意。
また車も日本とは逆の右側通行となっています。道路を横切る時には最初に左を見てそれから右を見てください。
各スキー場には診療所がありますが、入院が必要な場合はベイルまたはフリスコの総合病院にて手当を受けられます。診療所では海外旅行保険に加入していても、その場での清算を求められることが多いのでご注意下さい。その場合は現地でクレジットカードで支払いをして、帰国後に保険会社に払い戻しを請求します。
また、お部屋に医者が来てくれる「モバイルドクター」サービスは、その場で薬の処方もしてももらえるので大変便利です。スキーアメリカで通訳のお手伝いも致します。
歯医者も数多くありますが、日本の海外旅行保険では歯科診療は適用外のことが多いので注意が必要です。
高山病、日本からのゲストにはこの高山病を甘く見る人がいます。高山病の症状は風邪に似ていて、頭痛、悪寒、関節の痛み等です。グループで一緒のお友達も「軽い風邪だから寝てれば直るよ」なんてほっとくと大変。3、4日後には自分でベッドから立てないほどダメージがくるものです。そうなったら即病院で酸素吸入、ひどい場合はデンバーの大病院に入院です。
デンバーで標高1600m、ベイルの町で2475mあります。ちなみに野沢の毛無の山頂で1600m前後、その標高でスキーのような過激な運動をしたら、だれでも軽い酸素不足となります。
予防方法はまず標高になれるまでの2日位はあまり無理をせず半日滑って後はショッピング等をして身体に負担をかけないこと。水分をたくさん、たくさん取ることです。(一日2リットルの水は飲むこと)
高山病にかかりやすい人は体力のあるなしに関係ないようです。日本を出発前に風邪をひいていたり、徹夜が続いたり、飛行機の中で全然眠れなかった人などはちょっと注意を。身体が疲れた状態でコロラドにくると高山病にかかりやすいようです。
また、ベイルよりもブリッケンリッジ、カッパーマウンテンは更に標高が高いですからご用心下さい。
高山病についてもっと詳しく知りたい方は、日本旅行医学会のこちらのページやこちらの読み物をご一読下さい。
コロラド州観光局の日本語公式サイトです。
コロラド州内のスキー場インフォメーションも載っています。
http://www.visitcolorado.jp/