TRAIL GUIDE
ベイルは八方尾根スキー場の約14倍の広さがある広大な山です。
日本のスキー場と同じ感覚で滑ると楽しいスキーも山で迷ったり、上級者コースに入り込んでしまったりとツライ目にあうこともあるかもしれません、、、(笑)
ジミー大森から快適なスキーを楽しむためのヒントをどうぞ。
○ ゴンドラ・リフトに乗る前に「グルーミング・リポート Grooming Map(無料)」をもらって下さい。ベイルには193コースあり、そのうちの数コースが綺麗に圧雪(グルーミング)されています。快適にクルージング滑走を楽しみたい方はその圧雪されたコースを滑れば素晴らしい一日が楽しめるでしょう。
○ コース名の横に「Groomed」と書いてあるサインは、「今日ここが圧雪(グルーミング)されています」というものです。快適にクルージングを楽しみたい(またはコブはちょっと遠慮したい)スキーヤーにお薦めします。
○ 「グルーミング・リポート」や「トレール・マップ(ゲレンデマップ)」は麓のゴンドラ・リフト乗場においてあります。また赤いユニフォーム(背中にInformationの「I」と書かれています)を着た係員からもらってもO.K.
○ 午後になって滑り疲れたら無理して滑って下山しないほうがいいでしょう。ベイルは下の方が急斜面になっていますので、ゴンドラやリフトの下り線に乗って街まで降りて来た方が無難です。ちなみにベイル山頂(チェア4番)からライオンズヘッドのゴンドラ乗場までシュテムターンが出来る程度の初級者がゆっくり滑ってくると1時間30分から2時間かかります。
○ ベイルは上の方が緩斜面になっています。初心者の方やお子様はゴンドラを利用して、ゴンドラ山頂駅周辺のチェア9番を利用して滑る事をお薦めします。そして帰りはゴンドラで下山します。
○ ガンガン滑りたいお気持ちはわかりますが、初日は高地に慣れるためにもゆったりと滑る事をお薦めします。高山病にかからないためにも、休憩を頻繁に取って、滑っている間にもお水を沢山飲んで下さい、アルコールは控えて、これはジミー大森からの命令(笑)です。
○ ベイルに限らずアメリカのリフト乗場はみんなが列をきちんと作ってリフト待ちをしています。割込みは厳禁。4人乗りリフトに乗る前はしっかりと4人が横に並んで列に入るようにして下さい。また隣の列と混じわるところでは交互に順番に入りこむシステムになっていますので、周りの状況を見ながらリフト待ちをしてください。
○ スキー場内のレストランは(特にツー・エルク)お昼12時30分から1時30分まで超混み合います。レストランには出来るだけ12時前にか、1時30分以降に入る事をお薦めします。
○ ベイルのバックボールはパラレルが出来る中級者なら十分に楽しむ事が出来ますが、数本のコースを除いて圧雪(グルーミング)されていないところです。また南斜面、北斜面によって雪質がだいぶ変わります。バックボールをレベルに合わせて100%楽しむためにはマウンテンガイドさん(スキーアメリカで提供しています)と一緒に滑る事をお薦めします。
○ ベイルに滞在の方もビーバークリークに一日は足をのばして行って下さい。ベイルからビーバークリークまでは公共バスが20分置きに運行しています。お一人片道$3、約20分の道のりです。(ある意味では)ベイルより高級なとても快適な大人のウインターリゾートです。圧雪(グルーミング)されているコースも多く、どなたでも気持ち良く滑れるスキー場です。またスキーアメリカはビーバークリークへのマウンテンガイドを提供してます。
○ アメリカのスキー場は
丸い緑ー初心者用コース
四角い青ー中級者用コース
ダイヤモンドの黒ー上級者用コース
ダイヤモンドの黒がふたつーエキスパート用コース
と各コースに難易度が表示されています。
- 初心者用コース(丸い緑のサイン)のみを滑るといいでしょう。
- ゴールデン・ピークのチェア12番でリフトに慣れて、足ならし。
- 山に上がりたいビギナーは、ライオンズヘッドのゴンドラ(19番)でゴンドラ山頂駅(イーグルズ・ネスト)へ。イーグルズ・ネスト周辺は初心者が練習をするのに最適な斜面が沢山あります。山頂なので景色も雪質も最高!チェア9番を使って「プラクティス・パークウエイ」を数回滑ればレベルアップも間違いありません。
- チェア2番を使って 「プラクティス・パークウエイ」にアクセスするのも楽しいコースです。
- 山を降りる時には、上がる時に乗ったゴンドラ(19番)を使って降りるのがカシコイ楽しみ方です。
- 基本的に中級者用コース(四角い青のサイン)ならどこでも楽しめます。
- ライオンズヘッドのゴンドラ(19番)でゴンドラ山頂駅(イーグルズ・ネスト)へ。ゴンドラが混んでいる時にはその横にあるチェア8番を使うといいでしょう。そこから「ボーンフリー」「シンバ」「ブワナ」を滑って足慣らし。
- チェア2番でアクセス出来る「アヴァンティ」「ピカルーン」はジミーお気に入りコースです。
- チェア7番がかかっているゲーム・クリーク・ボールは「ロースト・ボーイ」「ディーラーズ・チョイス」等のいい中級者用コースがあります。
- チェア4番でアクセス出来る「ラムズホーン」「スイングズビル」、グルーミングが入っていれば「クリスマス」「カプチーノ」が面白いです。
- チェア11番沿いの「ノースウッド」はグルーミングが入っていればベイルで1、2番を争うベストコースです。グルーミングが入っていないときにはちょっとシンドイかも、、、
- 新雪(パウダー)に興味があるけどちょっと恐い、、という中級者にはチェア14番の「サワードウ」「ブーマー」をお薦め。日本やヨーロッパでは味わえない軽くて滑りやすいパウダーがここにあるので、練習に最適です。
- バックボールにチャレンジしたい方はチェア14番をあがり左手にあるツー・エルクレストランの脇を通ってチャイナ・ボールへ。チャイナ・ボールの「ポピーフィールド・ウエスト」はほぼ毎日グルーミングが入っていますので中級者の方でもバックボールを楽しめます。
- さらにチャレンジ!!という元気な方はチャイナ・ボールの奥にあるブルースカイ・ベイスンへ。中級者での安全に降りて来れるコースがありますが、コースをよく知っている人と一緒に行ったほうがいいでしょう。
- ブラックダイヤモンドと呼ばれる(ひし形の黒いサイン)上級者用コースにチャレンジ。でも雪質やコブの有無で条件がだいぶ変わってくるので注意が必要です。
- コブ命」という方にはチェア10番沿いの「ハイライン」、チェア4番のトップからアクセスする「プリマ」経由「プロント」をお薦めします。だけどこのコースを1本滑ったらもう一日滑る元気が無くなるかも、、(笑)
- グルーミングがされていればチェア11番沿いの「ノーススター」、チェア4番のトップからアクセスする「リーバ・リッジ」をノンストップで。アドレナリン出ます。
- バックボールのパウダーに挑戦。チャイナ・ボールの「チョップスティック」やティーカップ・ボールの「レッド・ジンジャー」「エンペラーズ・チョイス」が斜度ゆるめで足慣らしにいいでしょう。
- ブルースカイ・ベイスンのチェア37番からアクセスする林間コース「ビッグ・ロックパーク」を滑った後、チェア39番を上がり「グランドレヴュー」から見渡すバックボールの広さを堪能して下さい。
- 前夜にパウダーが降ったらなにはともあれバックボール。
- ボックボールのパウダーが食われてしまったらブルースカイ・ベイスンに移動。
- 日本では味わえない森の中の林間コースにチャレンジ。ブルースカイ37番からアクセスする「アイロンマスク」「リトルオリー」がお薦め。
- このレベルのスキーヤーならゲレンデマップは見ずに、面白そうなところがあればドンドンそこへスキーを流し込んでいくと面白いでしょう。ベイルには危険なクレバスはありませんので(ガケはありますが)どこで滑っても安全に楽しめます。
- スキーアメリカのマウンテンガイドと一緒に滑る。自分一人では絶対に行けない、ローカルしか知らないコースをご案内、エキサイティングな経験とスリリングな一日をお約束します(笑)
The 10th テンスレストラン
- ミッドベイルにあるお勧めのフルサービスレストラン。予約をおすすめ、週末は予約必須。
- スキー初日は標高の低いこちらでのランチをお勧め。2階と3階があり、お勧めはスープや日替わりランチ
- バックボウルの入り口にあるので、大型店ながら土日は12時を過ぎると満席になることも。お勧めはピザやハンバーガー。
- 3番リフト降り場にあるカフェテリア。お勧めはBBQサンドイッチ。席数少。
- 4番リフト降り場にあるカフェテリア。ランチよりもお茶休憩におすすめ。席数少。
- ライオンズヘッド ゴンドラ山頂駅に併設されているので、待ち合わせにも便利。
- ライオンズヘッド ゴンドラ山頂駅に併設されているフルサービスレストラン。
- ブルースカイベイスン、37番リフト降り場にある休憩所。スナック菓子やサンドイッチの販売。
- ゴールデンピーク、6番リフト麓にあるフルサービスレストラン。金土は夜も営業。予約をお勧め。